2012年09月29日

しようとしmight

不憫な助動詞その2の might です。

仮定法や might as well (〜するほうがましだ、〜するも同然だ)の構文では、お目にかかりますが。
それ以外では、ほとんど could や may のほうをよく使います。


You might e-mail me.

「メールして」


これは、数少ないまだ現役の might の用法。
「〜したら?」「〜して」という気軽な依頼・命令です。

やや上から目線ですが、身内や親しい友人になら、問題なく使える程度じゃないかと。
実際、ドラマなどでも、友人同士の会話でちょこちょこ耳にします。You might と、 必ず you が主語の形です。


前回の shall と合わせて、

A: What shall I have next?

「次は何にしよう」

B: You might try the smoked salmon.

「スモークサーモンを試してみたら?」

のように使えますね。


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2012年09月28日

shallしましょうか

もはやあまり使われない、不憫な助動詞 shall

shall はフォーマルすぎて、特にアメリカではほとんど will に取って変わられてます。
“I” と “we” 限定で、「〜しましょうか?」という Shall I〜?Shall we〜? だけは、まだまだ現役ですが。


Shall I には、こんなバリエーションもあります。I でなく、we でも可。

What shall I have to drink?

「飲み物は何にしようか」


『不思議の国のアリス』の中の、白ウサギの有名な台詞、

Oh dear! oh dear! I shall be too late!

「大変だ、大変だ。遅刻してしまう」


は、今の口語としてはかなりレア表現かと。

なにせ『アリス』は1865年出版されたイギリスの児童文学なので、shall を使った台詞がちょこちょこ出てきます。

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2012年09月24日

英語の「てにをは」

日本語の助詞の使い分けは、曖昧だと言われます。
実際、「私が」と「私は」とか、「そこへ」と「そこに」とか、どちらを使うか迷うときもしばしばです。


I introduced Jack to Jill.

「私がジャックをジルに紹介した」

I introduced Jill to Jack.

「私がジャックにジルを紹介した」


「てにをは」は当人たちにとっては大問題かもしれませんが、第三者からすれば、どっちがどっちでもいいかと(笑)。


I introduced Jill and Jack.

「私がジャックとジルを引き合わせた」

と、あっさり and でつないだほうが平和でしょうか。


I introduced myself to people as a teacher.

「私は教師だと名乗った」

のように、to と as を付けてもOK。
前置詞句が複数あるときの順番は、これまた「どちらでもいい」場合が多いです。

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2012年09月21日

1年前に育ちました

“grow” という動詞は、現在完了形で見かけることがわりと多いんじゃないでしょうか。

You've grown up.

「大きくなったね」

久しぶりに会った親戚の人などがよく言う台詞です。
もし、“You grew up.” と言ったら、なんだか妙な・・・。


過去形がNGなわけじゃなく、

I grew up in Japan.
「私は日本で育った」

I grew up speaking English.
「私は英語を話しながら育った」

とか、普通にあります。


「いつ」かがはっきりしていれば過去形なので、たとえば、when I was a kid (子供の頃)、ten years ago (10年前)、in the 1990s (1990年代に)なのかもしれません。

when、ago、in など付けられる場合は、過去形。

since I was a kid (子供の頃から)、for ten years (10年間)だったのなら、現在完了形。

どちらもあり得るので、状況によって、過去だったり現在完了だったり。


目安として、sincefor のほかに、already (すでに)や many times (何回も)といった語を付けてもおかしくなければ、現在完了形にしてOKです。

“You've grown up.” は、付けようと思えば since が付けられますかね。
でも、“You grew up a year ago.” は明らかにヘン。「じゃあ、今は?」って話になっちゃいます。

過去形と現在完了形の違い


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2012年09月17日

ファットベターな時間

何かをするのは今しかない、今が最適、と気持ち的には最上級のオンリーワンでも、あえて比較級を使う表現。


What better time than now?

「今より適した時間があるか(いや、ない)」


疑問形ではありますが、いわゆる反語というやつです。

what better は、what's better だと、ずっと思い込んでました。
なぜ What's じゃないんでしょうね。いろいろな用例を見ても、どれも what で “s” は付いてません。

文法的に言えば、この what は、代名詞ではなく形容詞。

What news?

「何か変わったことはある?」

のように、動詞を伴わない what の疑問形は口語ではよくあります。


What matter?

「それがどうだって?(そんなことは、かまわない)」


これも、What does it matter?No matter! と同じ意味の反語です。

が、What's the matter? だと、「どうしたの?」という純粋に疑問形なので、ご注意を。


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