長いしっぽ

言葉のシャレは、同音異義語や意味のひっかけです。
それが随所にちりばめられてる『不思議の国のアリス』。

『アリス』に限らず、ルイス・キャロルの他の小説もそうですが、一番ポピュラーなのがこれですもんね。


『アリス』の第3章のタイトルは “A Caucus-Race and a Long Tale(コーカスレースと長い話)”。

自身が流した涙のプールでずぶぬれになったアリスと他の動物たちが、濡れた体を乾かそうとする場面です。
集団のまとめ役的存在のネズミが、“dry(無味乾燥)”な話をするところから始まりますが。

ネズミといえば、長いしっぽ。
long tail です。

tale(物語)と tail(しっぽ)、同じ発音でひっかけてます。

それだけならともかく。
キャロルのすごいところは、そのシャレを画で表現しようとしたところです。

ネズミの台詞が、しっぽをイメージして書かれてます。
↓ こんな感じ。

tale.jpg

紙が年代モノだったり、書き込みがしてあったりするのは、どうか気になさらずに(^^ゞ
『アリス』はやっぱり原書で読むのが一番面白いです。

HOME


「イングリッシュパーラー」


この記事へのコメント

この記事へのトラックバック